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「あたま」から生まれる不定愁訴

脳脊髄液とは

脳脊髄液は、脳と脊髄を保護する液体です。頭蓋骨の内側、背骨の内側の中にあって、外からの衝撃をやわらげる役割をしています。ほとんどが水分でできていますが、その中には微量栄養素も含まれていて、栄養補給にもなっています。

f:id:mlzk:20170930100118j:plain http://www.nancyburkecst.com/Surviving_Orthodontics.html

血液、リンパ液に比べると知名度の低いマイナーな循環液で『第3循環』なんて呼ばれることもありますが、実は結構だいじなんです。

第1次呼吸と脳脊髄液

赤ちゃんがまだお腹の中にいるときは、肺呼吸をしていません。腰の下にある「仙骨」と頭蓋骨の中心となる部分が、うねうねと動いています。この動きは『第1次呼吸』と呼ばれます。肺呼吸はお産があってからはじめて身につける『第2次呼吸』なんですね。

脳脊髄液の流れは、この第1次呼吸に連動しています。なので、血液、リンパ液よりも大元の体液なのです。第3循環というよりも第1循環と呼んだほうが正しいのかもしれません。

水頭症の症状

脳脊髄液の循環システムが壊れてしまう『水頭症』になってしまうと、脳の中の圧力が強くなり、「頭が痛い」などの頭周辺の不具合が出てきます。

それだけでなく、気持ち悪くなったり精神的な不調が出たりと、頭だけでなく心身の至るところにエラーが出始めます。脳脊髄液は第1次呼吸という大事な部分を担っていて、脳と脊髄はすべての神経の司令塔なので、全身のカラダ、ココロに不具合が出るのですね。

脳脊髄液と不定愁訴

水頭症でなくても、頭蓋骨のつなぎ目が固まっていたり、脳脊髄液を包む膜にねじれがあったりすると、同じく心身の不調を引き起こします。

病院にいっても、それは病気ではないので、原因不明の『不定愁訴』となります。もしくは『自律神経失調症』などの名称で呼ばれることもあります。症状は"結果の名称"であって"原因の名称"ではないので、みなさん食事療法や整骨院にその原因究明と解決を見つけようとするのです。

しかし、この脳脊髄液を整えることは、あまり知られていません。頭蓋骨のつなぎ目の詰まりと硬膜のねじれを少しずつフリーにすることで、不定愁訴が改善する場合もあるのですが、そこに目を向ける人は少ないです。ここに原因がある場合、食事療法でももちろん解消されませんし、整体やマッサージの強い圧ではアプローチできない領域なので、もちろん改善されません。

あたまのクリーニング

実際に僕が頭まわりの施術をすると、お腹がグーっと動いたり、熱くなったり、手足がジンジンしたりと、触ってもいないところがよく反応します。第1次呼吸が整ってくると、全身が整いはじめるのです。それは、手術のように効果がわかりやすいものではないですが、ゆるやかな自然治癒を引き出します。

僕が行っているのは治療行為ではありません。脳脊髄液システムを妨げているブロックを、施術の時間内でできるだけ取り除くだけ。あとはカラダが勝手に調整してくれるのです。

施術のあとは頭の中がクリーニングされたような爽快感が味わえるでしょう。まずは理屈を抜きにして、そのリフレッシュした感じを楽しんでいただきたい。美容院に行ったあとも生まれ変わったような爽快感がありますが、「あたまのクリーニング」は気分的な爽快感だけでなく、第1次呼吸から構造的にもリフレッシュするのです。それに加えて不定愁訴も改善されたら、さらにいいじゃないですか。

一回のオペで終わるような不定愁訴の摘出手術をしたいのはヤマヤマですが、弱い圧のテクニックなので進み方はその人の状態によってそれぞれです。ですが、"結果としての症状"の緩和ではなく、ヒトの根本的なメカニズムを整えていくことができます。

情報優位、視力の酷使、ストレス満載の現代は、不定愁訴の原因のほとんどが「あたま」ではないかと踏んでいます。
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