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引き算の美学を追求するミニマリスト

万年筆はインク補充が楽しい

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「万年筆はランニングのコストが安い」と言われる。

確かにインク交換の費用だけ考えると、万年筆のランニングコストは安い。でも、万年筆はその本体が総じて高価である。僕が持っている万年筆はネットで買っても一本20000円。100円のボールペンが200本買える計算である。コストだけを優先するなら激安のボールペンに軍配があがる。

ランニングコストの安さを求めて万年筆を使うのは非効率だ。万年筆を使うなら、書き心地はもちろん、インク補充の楽しさを味わってほしい。お気に入りのペンにインクを補充するのは心地よい作業だ。インク交換だけなく、水洗いのメンテナンスをするのも密かな楽しみだ。

万年筆のインク補充には、いくつか方式がある。『カートリッジ式』という、ボールペンの替え芯のように、すでにインクが入っているモノを交換していくタイプや、『コンバータ式』という、インクが入るタンクに補充していくタイプなどだ。

もうひとつ、本体をまったくバラさずに直接吸入できるタイプがある。分解せずにペン先から直接インクが補充できる方式を『吸入式』と呼ぶ。吸入式の万年筆は高価だが、その精密な構造にロマンを感じる。ペリカンのスーベレーンM405を選んだのもそんな理由からだ。

ちなみにスーベレーンのインクは次の通り。

  1. 尻軸(ペン先の逆側)のノブを左へ止まるまで回す
  2. ペン先をインクの中に1cmほど入れて、右へ回しながら吸い上げる
  3. いっぱいまで入ったら、左へわずかに回して数滴落とす
  4. ペン先を天井方向に向けて、右へ止まるまで回す
  5. ペン先についたインクをティッシュで拭き取る

慣れれば、あっという間に注入できる。
やっぱり吸入式のスーベレーンにしてよかった。

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