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malzack blog

引き算の美学を追求するミニマリスト

これから投資をはじめる人に知っておいてほしい4つのこと

知人の投資の相談に乗りました。ネットでの収入が増えてきたので、一部資金を投資に回し、今後は投資からの収入も増やしていきたいとのこと。投資の業界にいたこともありますし、FP2級の資格(合格率30%くらいで、勉強すれば比較的簡単に取れるもの)も持っているので、投資でヤケドしないように、注意点をいくつかお話しました。その内容をここでまとめます。

1:思っているほど儲けることはできない
残念ながら投資で大きく儲けることはできません。一時的に儲かることはあるかもしれませんが、長期的に大儲けし続けることは至難の技と言えます。投資のプロフェッショナル集団の『ヘッジファンド』でさえ、20%の年間利回りが出せれば上出来です。つまり10万円程度の資金からはじめた場合、年間で2万円のプラスが作れたらプロにも匹敵するくらいすごいことなのです。思ったよりも少ないでしょう。でもこんなもんなのです。
多くの人が10万円が100万円になることを夢見ていますが、それは幻想です。無理なリターンを求めていくと、投資がギャンブルになっていきますので注意が必要です。

2:私たちは素人
投資では、情報力・知識力・分析力・判断力・実行力が試されます。本業もある私たち素人は、これらのすべての要素においてプロよりも圧倒的に劣っています。それを腹の底から認識すること。すこし投資で勝つことがあると「私が相場が読める」「経済を知っている」「次に高騰する銘柄がわかる」と思い上がってしまいますが、そんなわけはありません。思い上がって、投資金を増やしたり、あれこれと手を出したりしたときにズドンとやられます。謙虚と堅実を忘れずに。

3:重要な3つのキーワード
私たち素人が比較的堅実に運用できるのがインデックス投資です。ひとつの銘柄ではなく、株式や債券全体に投資できるのがインデックスです。そして、インデックスを組み合わせてアセットアロケーションを組みましょう。国内株式・国内債券・海外株式・海外債券をバランスよく持つとリスクも分散されます。
また、「何を買うのか」と同じくらい重要なのが、「どのくらいの資金を投資するのか」です。例えば勝率9割の投資先があったとしても、毎回全財産を賭けていては、いつか破産します。資金管理も投資の一部です。どんなによい投資先があっても、資金管理を知らなければ破産します。
  • インデックス投資
  • アセットアロケーション
  • 破産の確率

4:投資とはリスク分散だ
インデックス投資はオススメです。でも私が「全世界の経済は緩やかな右肩上がりになることは間違いない。インデックス投資が究極の投資方法だ。絶対に得する」などと言い始めたらそれは危険人物以外の何者でもありません。未来のことなんてわからないですし、絶対に得する方法なんて存在しません。
「どんな投資だってリスクがあるんだったら、安全な現金のままでいいじゃないか」と思う人もいるでしょう。しかし、現金が絶対安心というのも間違いです。現金はインフレに弱いのです。老後のために貯蓄した現金も、そのときに物価が上がっていては、老後の人生設計も狂ってきます。なので、そのリスクを避けるために、株式に投資する。個別銘柄よりもリスク分散できるインデックスにする。株式だけだと不況に弱いので債券も持っておく。日本だけでなく全世界の株式と債券も持っておく。
そんなリスク分散の発想が発展した投資が、心も穏やかでいいのかなぁと思うのですが、いかがでしょうか。儲けようとしない。そのかわり損もしない。

最後に、私が数多く読んだ投資本の中で、最も良いと思ったこちらの本を紹介いたします。投資をはじめたいなら、まずはこの本を読んでから。


貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント