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松岡修造から学ぶヨガ

松岡修造は熱いだけの男だと思っていた。

「本気になれよ!」と熱いメッセージで有名な松岡修造さん(以下、親しみを込めて『修造』という)。現役時代は人目をはばからず自分を鼓舞するスタイルで、また、引退後は日本のさまざまなアスリートを情熱的に応援することで、多くの人の心を動かしている。ところが、彼の書籍を読んでみると、熱いだけでなく、冷静な部分もあわせ持っていることがわかった。

僕はヨガをやっている。そのためか、修造の冷静な部分を「なんとなくヨガ的だなぁ」と思い、読み進んでいった。

ポーズや呼吸法で自分自身をみつめ、受け入れ、解き放っていくのがヨガ。修造も自分と向き合うことを意識して日常に取り入れてきたようだ。例えば『自分の取扱説明書を書いてみる』というアクション。自分を奮い立たせるだけでなく、良いところも悪いところも冷静に把握し、みつめていく。

白い紙に、自分の性格の良いところと悪いところ、得意なことと不得意なこと、できることとできないこと、会社での役割などを、すべて書き出してみるのです。

次に、日記を書く。誰にも見られないノートを作り、自分の感情を2、3行でもいいから書き留めていくことをススメている。『今』感じていることに向き合うことはヨガの瞑想に近い発想だと思う。

日記の大きな効用は、自分と向き合う時間を毎日もてる点です。

そして、腹式呼吸。ヨガではプラーナヤーマとよばれる呼吸法がある。修造も自分の心のコントロールをするために、意識的に呼吸法を取り入れている。

おなかを意識しながら四秒間息を吸い、四秒間止めて、八秒間にわたってフーッと長く息を吐く

読み進めていくと『坐禅やヨガは気持ちをメンテナンスする便利なツール』という章のタイトルがでてきた。トップアスリートとして活躍してきたので、やはりそのあたりの情報についても知識が深かったのだ。ヨガをやっているという記載はなかったが、坐禅については修造が実践している記載があった。

ものごとがうまくいかないとき、内観ができるかどうか、つまり自分をみつめ直すことができるかどうかが大切だと思い、僕はよく坐禅を組んでいます。

熱いだけのイメージを持っていましが、このように、クールに自分と向き合うことも取り入れることで、そのバランスを保っているのかもしれない。

まぁ、本全体の9割は熱い内容だったけど。

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