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『Less is more』という言葉を背負う覚悟はあるか?

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Pavelleó Mies van del Rohe / yisris

Less is more.

ミニマリスト界隈でよく目にするこの言葉は、建築家『ミース・ファン・デル・ローエ』が好んで使ったことで有名だ。上の写真の建築物は、彼がデザインしたバルセロナ・パビリオン。最小限の柱と壁が作り出す空間と、そこに太陽があたることで生まれるコントラスト。まさに『Less is more』を体現している。美しい。

『ミニマリスト』という言葉も建築や美術から生まれた『ミニマリズム』が語源となっている。

美術・建築・音楽などの分野で、形態や色彩を最小限度まで突き詰めようとした一連の態度を最小限主義、ミニマリズム(英: minimalism)という。1960年代のアメリカに登場し主流を占めた傾向、またその創作理論であり、最小限(minimal)主義(ism)から誕生し、必要最小限を目指す手法である。装飾的な要素を最小限に切り詰め、シンプルなフォルムを特徴としている。
Wikipedia

何が言いたいのかというと、『ミニマリスト』は『Less is more』を表現するべきだということだ。『ただ少ない人』とは一線を画することが必要だ。何もかも捨てて、ただ持ち物が少ない人が豊かとは限らない。『ただ少ない人』は、大掃除をしてスッキリした人と大差ない。

持ち物が欲しくない『無欲な人』は最小限を突き詰める必要性がないので、『最小限主義者』とは呼べない。そのような人のファッションはシンプルだとしても『Less is bore(少ないことは退屈だ)』だ。ミニマリストは洗練された『Less is more』のファッションを目指したい。

もうひとつ、持ち物を減らすミニマリストにとっては、『Less is poor(少ないことは貧しい)』という批判にも気をつけなければならない。持ち物を突き詰める『最小限主義』と、とにかくお金を貯めたい『節約』は根本の性質が異なる。自分が欲しいモノを我慢して、わずかなお金を貯めこむのは『最小限主義者』ではない。節約のために、自分が納得していないな劣悪な品質のモノばかりを買っていては、『Less is more』とは程遠いだろう。

以上、『Less is more』の言葉を調べていくうちに、ミースの芸術的な建築物を目にして「これは、覚悟を持って使わなければいけないな」と感じた、自戒のエントリ。

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