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僕の『ミニマリスト』経歴をまとめてみる

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そもそも、持ち物のミニマリズムに傾倒していったきっかけは、ストレスを和らげるためだった。

2010年頃、『earth in us.』というブログでミニマリストという言葉を知り、ブログが書籍化された『人生をシンプルに変えよう!』を何度も何度も読んだ。ちょうどその頃、小池龍之介さんの『貧乏入門』も読んでいた。そこには、持ち物はそのもの自体がストレスであると書かれていた。

そして150冊のビジネス書、250枚に及ぶCDとDVDを処分した。掃除をすると心がスッキリする。モノを捨てることは掃除をするよりもスッキリする。洋服も大幅に減らして、生活のストレスは大幅に改善した。

『持ち物=ストレス』だ。なので、持ち物は少ないほうが心穏やかな生活が送れる。ただし、持ち物がなんにもないと不便でしょうがない。ミニマリストの目的は様々かもしれないが、『快適に過ごせるための最小限』を追い求めるようになった。

ストレスケアのあとに直面したのは、自分自身だった。どの程度が自分にとっての最低限なのかを突き詰めていく作業や、どのようなアイテムを持つかという試行錯誤は、必然的に、持ち物を通して自分自身と徹底的に向き合うことになった。自分の持ち物は自分自身の選択によるもの。つまり持ち物は自分そのもの。有名になった『断捨離』とは持ち物を捨てることで自分を知ることだと説かれている。僕は捨てるだけでなく、買い替えやグレードアップをすることで、自分にフォーカスしていった。

自分自身にフォーカスしていく作業は、いまだ継続中である。しかし、同時にミニマリズムという考え方を応用して、持ち物以外の側面から、モノゴトの本質にフォーカスできるのではないかと、考えている。ブログデザイン、タスク管理、メール管理など、ミニマルかつシンプルにすることで、付け加えることでは得られない価値が生まれることを実感している。『ミニマリスト』というと持ち物ばかりがクローズアップされるが、本来の語源は『最小限主義者』だ。ただモノが少ないだけでなく、考え方や生き方においても、ミニマリストにシフトしていった。

日本は古来より枯山水をはじめ、禅によるミニマルな美意識を持っていた国だ。ミニマリズムは、禅の発想が海外に広まり日本に逆輸入されたものといってもいいだろう。だから、ミニマリストの広がりは、日本人らしい美意識をもう一度取り戻す、そんな時代の流れではないだろうか。

ストレスケアからはじまったミニマリズムは、最近では『暮らしのアート』だと思っている。まるで現代風にアレンジされた枯山水のような暮らし。少ないだけでなく、配置も重要。そんな芸術を楽しめるミニマリストというライフスタイルをもっと広めたいし、自分自身でもミニマリズムの美しさを追求していきたい。

僕が思う『ミニマリスト』とは、今のところそんな感じだ。
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