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Malzack Blog

引き算の美学を追求するミニマリスト

『セルフマネジメント』のための『ドーパミンマネジメント』

SelfManagement

50より100のほうが大きい。しかし、50%のほうが100%よりも強いときがあります。それは、ドーパミンの量です。

猿の前に置かれたコンピュータスクリーン上でさまざまな刺激を見せた。それぞれの刺激によって、異なる確率で報酬(ジュース)がもらえるようにした。例えば、刺激Aが出た時には100%確実にジュースがもらえるが、刺激Bが出たときには50%の確率、すなわち2回に1回しかジュースがもらえないようにする。
ー中略ー
50%の確率でジュースがもらえる時に、特徴的な活動が見られることが判った。すなわち、刺激が提示されてからジュースが与えられるまで、ドーパミン細胞がだらだらと継続的な活動をすることが判ったのである。
創造する脳

人間は確実な報酬だけでなく、不確実な報酬も求めるようにプログラムされていると、『創造する脳』には書かれています。確実な報酬だけを求めていると、環境の変化への適応力を失って絶滅してしまう恐れがあるからです。だから人間は不確実な報酬も好み、未知の世界へと進んでいきます。

これを裏付ける根拠として、ラスべカスや恋愛の例を挙げているのが「なるほど」と感じる説明。確かにギャンブルは不確実性を好む顕著たる例だし、恋愛も駆け引きで不確実性を演出したほうが勝者となります。ギャンブルや恋愛にハマる人が多いことを考えると、50%の確率のほうが100%の確率よりもドーパミンが出るというのもうなずけます。

このパワーをなんとか意図的にコントロールできないものでしょうか。ギャンブルにハマるような状態を、自分のやりたいことに向けられたら、目標への最短距離を歩むことができますよね。

「ドーパミンマネジメント」が今後のテーマです。例えば、習慣化のルーチンをこなした後にコインを投げる。そして、オモテが出たときだけお香を焚いてその余韻にひたるとか。こういう不確実性の報酬を用いることで、習慣化の行動が強化されるといいのですが。

私は脳科学者ではないですが、暮らしをよりよくするための実践者です。頭でっかちにならずに色々と試していこうと思います。こういう発想をすること自体が、不確実性を追求する人間のプログラムなんでしょうか。もう堂々巡りでよくわからなくなってきました。茂木さんの本はいくつか読んだことがありますが、今回の本はとても難解だったな。

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