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引き算の美学を追求するミニマリスト

「手書き」に感じるグラウンディング効果

「グラウンディング」をご存知だろうか。

語源は大地を意味する「Ground」である。ヨガやスピリチュアルで多く使われる言葉で、緊張しているときや落ち着かないときに、大地とつながるように意識を持つことをそう呼ぶ。心や体を整える方法のひとつだ。

キーボード入力がスタンダードになっているなかで、最近では手書きが見直されている。その背景には、手書きに「グラウンディング」の効果があるからだ。

手書きでノートを取った学生は講義内容を長く記憶でき、1週間後でも講義で示された概要をよく覚えていた。専門家らは、書くというプロセスがより深く情報を記憶に焼き付けると指摘する。また、手書きのノートはよく整理されているため、復習にもより大きな効果を発揮する。
あなどれない「手書き」の学習効果 - WSJ

「入力」と「書く」ことは、根本的にまったく違う行為です。
ー中略ー
僕が手書きのメモを活用しているのは、後から見返すためというより、頭の中に入れてしまいたいからです。時折、以前のメモをぱらぱらめくったりしますが、じっくり見るのではなく、頭の中に整理してある情報のインデックスにしています。
松浦弥太郎の仕事術

24時間ログイン状態の頭の中は、地面につながっているというより、雲(クラウド)につながっていると言えるだろう。そんな雲の状態から、どっしりと地面につながるような感覚を思い出させてくれるのが、「手書き」なのだ。

個人的な感覚ではあるが、QWERTYやフリック入力をしているときは、意識が上向きの状態。反対に手書きのときは、意識のベクトルが下に向いているように感じる。

手書きの習慣を続けると、2つの効果があらわれる。それは「意識が定まること」と、「記憶が定まること」だ。キーボード入力は圧倒的なスピードを得られるが、ファストな思考に陥りやすくなる。反面、スローな手書きを活用することで、どっしりとした思考を手にいれることができるのだ。

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