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Malzack Blog

引き算の美学を追求するミニマリスト

『コスパ』という言葉の使いすぎに注意

そもそもコスパは価値を表すものではないということ。自動販売機で120円のコーラを10円で買えたならコスパがいいし、200円だったらコスパが悪いということになるでしょう。でも、コーラの価値についてはなにも語られていないわけです。
「コスパ」って言うな! 男が30代ですべきではないこととは? | ライフハッカー[日本版]

コスパという言葉は、略されているからよくない。『パ』という一文字に隠された『パフォーマンス』という意味を忘れてしまうからだ。

「コスパが良い」とは、コストに対してパフォーマンスの見返りが大きいこと。つまり、費用と価値にギャップがあることだ。ギャップメリットのある商品には、市場の隙間を突くような裏技が必要になる。それなのに「コスパが良い」と称される商品がありふれているのは、言葉の意味が変わってきているからだと思う。

最近では、コスパが「惨めさを感じない」という意味で使われるようになった。100円均一の商品では心が満足しないし、まわりの人からはチープだと思われる。そこで、安物だとバレない、「そこそこ」のものを揃えることで、自尊心と評判を保とうとするだ。

そこにギャップメリットはない。チープすぎない、そこそこの商品があるだけだ。

コストとパフォーマンス。どちらを優先するのも正しい選択だ。しかし、コスパという中途半端な言葉ばかりを使っていると、自分の優先順位がわからなくなってしまうのではないか。「これは100円均一で十分」「これは10万円払うのも厭わない」そんな風にメリハリをつけるのがよい。
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