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美容院では話しかけてほしくない

美容院に求める条件は2つある。それはリラックスと距離感だ。

そもそも、人に髪を触られるのは気持ちがいい。その気持ちよさはプロの美容師になるとさらに格別なものになる。慣れた手つきでマッサージ付きのシャンプーをされると、脳がとろけそうになる。

カットの前のシャンプーでリラックスは最高潮に達する。その余韻を味わうために、カットの最中は目を閉じて眠っていたい。だから話しかけてほしくない。雑誌も読まない。

最近通いはじめた美容院がある。静かな店内の路面店で、美容師と顧客との会話も少ない。担当してくれた美容師さんは、目を閉じているので一切話しかけてこない。BGMや内装はもちろん、美容師、顧客を含めて穏やかな空間の一部となっている。

話しかけられたくない人には、話しかけない。客商売としてこれは当然のことなのかもしれないが、そういう美容師は少ない。目を閉じていても、必ずといっていいほど世間話を持ちかけてくる。こちらから会話を打ち切る度胸がないのもいけないのだが。

取り立てて楽しくもない世間話をすると「仲良し感」が生まれる。そうすると、2回目以降 も世間話をしなくてはならなくなる。美容師さんは距離を近づけようと努力をしているが、こちらは距離感を置きたくてしょうがない。嫌いだから遠ざけたいのではない。ただリラックスしたいだけなのだ。

その美容院は会員カードがないのも気に入っている。電話予約のときに会員番号を調べる必要がない。フルネームを名乗るだけだ。お店に着いたときもカードを出す必要がないし、「20個のスタンプで1000円オフ」といった駆け引きがないのもシンプルでいい。

今まで通った美容院の中でも最もカット料が高いのだが、「値段と満足感は比例する」と実感している。カットの技術はもちろん、リラックスタイムとしての満足だ。松浦弥太郎氏も2週間に一度は散髪するようだ。身だしなみとしてもそうだが、自分の心を鎮めるリラックスタイムとして、なるべく頻繁に通いたい。

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