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Malzack Blog

引き算の美学を追求するミニマリスト

リラックスの練習

泳ぎは得意だ。小学校の頃にスイミングスクールに通っていたから、バタフライだって泳げるし、スピードも標準以上という自負がある。

しかし、泳ぐ場所が海となると、どうも苦手だ。足がつく程度の浅瀬でも、水面が胸元まで来ると怖くなる。足がつかない場所は当然ながらもっと怖い。素潜りなんてもってのほかだ。

そんな私がいま読んでいるのは、フリーダイバーの篠宮龍三さんの著書である。彼は酸素ボンベを持たず、足ヒレだけで115mの深さまで泳ぐ。酸素の供給がないグランブルーの世界で、人間の限界を目指している。一歩間違えば「死」のリスクもある。そもそも海が苦手な私にとっては、文字通り別世界の話だ。

別にフリーダイビングに挑戦したいわけではない。しかし、クレイジージャーニーというバラエティ番組での特集を観たときに、ヨガや禅を取り入れる彼のライフスタイルに強い興味を持った。

彼は極限を追求するアスリート。フリーダイビングは試合でも練習でも息を止めることで過大なストレスを受ける。だから、陸上では最大限のリラックスを心がけることでバランスを取っているらしい。その積み重ねの成果なのか、彼の話し方は穏やかで表情も柔らかい。

リラックスしようと思っても、それを実行するのは難しい。照明を消すように、自分のスイッチも自在にオフにできたらどんなに良いことか。しかし、篠宮さんのように毎日意識していれば、もっとリラックスが上手になるのかもしれない。

オフタイムや移動中は、「緊張している部分はないか」と自分の体に意識のセンサーを張り巡らせよう。ボディスキャンが次の習慣化のターゲットだ。早口でしかめっ面ばかりの人生を、穏やかな口調で柔和な表情の人生にするのだ。と、意気込み、さっそく表情は険しくなってしまう。

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