Malzack Blog

Malzackの書くブログ

ミリ単位で変わる坊主の印象

思えばドラマ『SPEC』の加瀬亮に憧れて坊主にしてから、2ヶ月がたった。会う方々からは「以前のマンバンヘアのほうがよかった」「なにそれウケるー」というあたたかいご意見を多数ちょうだいした。しかしその意見とは裏腹に、僕の髪は徐々に短くなっていった。

美容師さんに「これくらいの長さにしてください」と加瀬亮の写真を見せたとき、「これはたぶん、6ミリくらいですね」と言われたので、最初のスタートは6ミリだった。

しかし、それからは6ミリよりもさらに短い坊主に憧れるようになった。iPhoneのデザイナーのジョナサン・アイブ、この間亡くなってしまったLinkin Parkのボーカリスト、チェスター・ベニントン。彼らの坊主姿は見た目がかっこいいだけでなく、仕事にすべての力を注いでいる「オトナの男」というイメージがあった。男の価値は髪の長さじゃない。スキンヘッドに近い坊主にしても、生き方がかっこよければ、見た目にも風格が出るんだ。

そこで、6ミリ坊主から、5.5ミリ、5ミリと、1週間ごとに徐々に長さを短くしていった。しかし、ここでアクシデントが起こる。ジョナサンやチェスターに近づくと思ったが、短くすればするほど、漫画サザエさんの登場人物の『カツオ』に近くなっていった。そこには、仕事にすべてを注いでいるというオーラは感じられない。「宿題やりなさい!」と波平やサザエに怒鳴られている情けない感じだ。

調べてみると、坊主にした初年度は頭皮の日焼けが一切ないため、短くしすぎると青々しく見えてしまうようだ。後悔先に立たずという言葉が頭にガーンと響いた。そもそも、外国人特有の目鼻立ちの彼らとは、顔のSPECが違うのだ。僕は何度同じ過ちを繰り返すのか。

今度は違うアクシデントが起きる。バリカンのアタッチメントの長さを間違えて、4ミリになってしまった。ここまでくると、カツオを超える衝撃のイメージになった。漫画のような可愛げはなくなり、『反省』という二文字がピッタリになった。「みなさま、この度は申し訳ございませんでした」とセリフを言えば、これほどしっくりくるものはない。おそらく、ほとんどの人が許してくれるだろう。いつでも記者会見ができる。

反省感が強くなるだけでなく、どことなく恐怖感を覚える人もいた。その人から「爆弾をどこかに仕掛けてそう」と言われたとき、僕の進んでいる方向が完全に間違っていることに気づかされた。

というわけで、現在の僕の髪の長さは8ミリほどになっています。見た目は「イガグリ」という感じで、爆弾犯よりはだいぶまろやかになっていると個人的には思っております。仕事柄、柔和な印象も大事なので、今後はちょっぴり前髪なんかも作ってみようかな。
プライバシーポリシー
© 2014 - 2018 Malzack