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— 丸山和訓のブログ —

漢方よりもさらに自然で効果のある薬

オステオパシーの創始者であるスティル博士は、「脳は神の薬局である」と表現した。

脳には、体液、神経、栄養、ホルモンなど、人間が健康を維持するためのすべてのものが備わっている。だから不調を解決するために、わざわざ外側に答えを探す必要はない。人間は僕たちが想像するよりもだいぶ完璧で、神秘的な自己調整機能を持っている。ただそれが健全に作用すればいいだけの話なのだ。

西洋医学の薬を否定する人が増えた。確かに常飲するには効果が強すぎることもある。効果には副作用もある。しかし、それで命の危険が回避できるときもあるわけで、正しくお付き合いしていけばいいだけなのだと思う。根本治療と対処療法に善悪はないのだ。

東洋医学の漢方は自然志向の人に好まれているようだ。しかし自然志向派にもっとオススメなのが、神の薬局である。この薬局は自分の中にあるので、これ以上の天然はない。そこでは生命維持のための薬を揃えているのはもちろん、もっとヤバい薬も扱っている。

例えば、こんな薬だ。

  • セロトニン:ハッピーになれる
  • エンドルフィン:快感を味わえる
  • アドレナリン:気持ちを奮い立たせる
  • ドーパミン:やる気が湧き出る
  • メラトニン:睡眠をととのえる

こんな効能の薬が新宿の路地裏で売っていたら危険極まりないが、これらの薬が実際に僕らの体内にはあるのだ。

これらは脳内ホルモンと呼ばれる。その数は50種類以上あると言われているが、そのすべての役割はまだ解明されていない。どれもごく微量ではあるが、幸福感を持って生きられるように用意された薬である。

西洋の薬も漢方薬もそれぞれ役割がある。健康を取り戻す間にお世話になることもあるだろう。しかしながら、僕たちは自分の中に天然の薬があることを忘れてはいけない。そこは、市販では揃わない多種多様な薬の宝庫なのだ。

ただし、その薬局の門が閉ざされているときがある。不調とはそういう状態のことを言うのだと思う。西洋の薬と漢方薬の助けを借りながら、最終的にはその門を開いてあげなくては、本当の健康は訪れない。

健康はいつも、自分の内側にあるのだ。

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