Malzack Blog

— 丸山和訓のブログ —

女子高生っぽい海原雄山

アニメ『美味しんぼ』を観ていて、学生時代を思い出した。

10代の頃の恋愛は不器用極まりない。お互いまだ子供だから、わがまま合戦になる。相手がどれだけ自分を大事にしてくれているかを何度もテストしないと、不安でしょうがないのだ。実際に友達同士のカップルが目の前でケンカして、彼女のほうが「ドアをバターン!」と閉めて出ていく場面にも遭遇したことがある。

そんな学生時代とリンクするのが海原雄山だ。彼の態度は不器用な10代を彷彿とさせる。自分が大事にされていないと思うと感情が溢れてしまい、「ドアをバターン!」の代わりに「食器をガシャーン!」と割って出て行く。言うなれば、海原雄山は女子高生っぽいのだ。

「この雄山を試すようなことをしおって」など、海原雄山は自分のことを自分の名前で呼ぶことがある。R-指定というラッパーが「ギャルが自分の名前を呼ぶみたい」と対戦相手をディスっていたことがあったが、雄山もそうだ。このあたりにも、彼の女子高生っぽさが垣間見える。

雄山を仮にユキコという女子高生に置き換えてみるとこんなセリフになる。「なんでいつもユキコのこと試すようなことするの?もう知らない!」

激昂したものの、コロっと我に帰り反省してしまうところも女子高生っぽい。海原雄山は怒ったあとの反省が早い。相手の食器を割ってしまったあと、反省の意味を込めて高価な食器を送りつけたりする。

ユキコだったらきっとこんな手紙を添えるだろう。「昨日は食器を割ってホントにゴメンなさい。これよかったら使ってくれたらいいな。。。有名なインスタグラマーが紹介していた食器なんだよ!」

弟子を勘違いでクビにしたときはこうだ。雄山はその間違いに気づき、弟子のところに車で駆けつける。謝るのかなーと思って観ていると「お前以外に、誰が私のほうじ茶を淹れるというのだ」と回りくどいセリフを言う。こういう素直になれない部分も女子高生っぽい。

「もう別れる!」と相手を部屋から締め出すユキコ。あとで勘違いに気づき、落ち込んでいる彼氏のところに駆けつける。見つめ合うふたり。しかしユキコは素直に謝れない。「あたし朝よわいんだからね。明日もちゃんと電話で起こしてよね」とユキコは抱きつく。はい、仲直り。

このように、つくづく海原雄山は女子高生っぽい。

Amazonプライムビデオで『美味しんぼ』121話をすべて見終わった。それは学生生活のようでもあり、長いようであっという間の121話だった。

しかし『美味しんぼ』は一度観たら終わりというわけではない。雄山をユキコに置き換えて、もう1ターン観てみるか。

Amazonプライムビデオで『美味しんぼ』を観る

malzackblog@gmail.com
プライバシーポリシー
© 2014 - 2018 Malzack