Malzack Blog

— 丸山和訓のブログ —

病名よりもトラブルの出ている場所に注目

僕が学んできたタッチセラピーもクレニオセイクラルセラピーも、オステオパシーと呼ばれる治療法から派生したものだ。つまり源流はオステオパシーである。

オステオパシーの創始者であるスティル博士は医師だった。それまでの医学に疑問を感じ、自然治癒力を高める研究を行った人物である。

その哲学のひとつに「カラダの構造に問題があると病気が発生する」という考え方がある。病気がある人は必ず、筋骨格の異常が見られるのだ。

我々が病気と判断しているものは、名前のある疫学的病原体が人体に侵入することを指しているのではなく、むしろ身体の健康維持能力が崩れることである。
ー中略ー
人間の身体の全ての部分が秩序正しく機能しているとき、我々の身体は完全に健康体である。そうでないとき結果として起こるのが病気である。悪い部分を再調整すれば、病気は健康に道を譲る。
オステオパシーの基礎理論

病名というのはただの通称だ。呼びやすくするために名称がつけられたに過ぎない。たとえばメニエール病だってそう。メニエール病という病原体がカラダに入ってきて発症したのではない。多くの場合、頭の付近に解剖学的な問題があって、だんだんと健康のメカニズムが崩れてしまったのだ。その結果として出てくるトラブルの一定パターンを、医学がメニエール病と名付けただけだ。

メニエール病は原因不明とかストレスによるものと診断されることが多いらしいが、頭の構造に問題があると考えればスムーズではなかろうか。もちろんその原因を辿るとストレスに行き着くかもしれない。しかしながら、「めまいがするストレス」「頭が痛くなるストレス」「内臓が壊れるストレス」なんてものは存在しない。過度なストレスにさらされたときに障害が出る場所は、その人の弱いところだ。そしてそこには必ず構造的な問題が発生している。それがオステオパシーの考え方。

医者から病名を告げられたり、ネットで調べて思い当たりそうな病名に行き着いたりしても、その名称に囚われてはいけない。まずは、どの場所にトラブルが出ているかをシンプルに考えてみよう。そして、そのあたりの構造的な問題を診てもらうのもひとつの選択だ。病院でメニエール病と診断されたものが、整体に行くと側頭骨の機能不全と言われることもあるだろう。

だからネットでできるADHD診断などをやって当てはまったとしても、落ち込む必要なんてない。それは、おっちょこちょいを科学的に説明しただけの通称だからだ。しつこいようだが、ADHDなんていう病原体はない。単に頭蓋骨にできたわずかな歪みによる、脳のメカニズムエラーによるものかもしれない。それを整えれば、解消することだってあるのだ。

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