Malzack Blog

— 丸山和訓のブログ —

ハンドルネームの作り方

まなみーご@manamiiigoと中目黒で飲んだ。

彼女は僕が開いた記念すべき最初のオフ会で、当然のように遅刻してきた人物だ。口調は謝っていたがそれほど悪びれる感じもなく席に着き、フックのきいたトークを繰り出した。遅刻とその切れ味の良さに、松本人志のような大物感を当時から感じていたものだ。

そんな彼女と中目黒の駅で待ち合わせると、期待どおり遅れてやって来た。待ち合わせ時刻ちょうどになり遅刻が確定した瞬間に、「遅れるかも」と連絡が入る。いやもう遅れてるだろ。そして15分ほど経ったあと、「まもです」とメッセージがくる。“まも”って何だろう。あぁ、“間もなく”の省略かと気づいた頃に姿をあらわした。

行く場所はすでに決めてあった。遅刻の女王から「ここなんてどう?」と提案された『MARZAC 7』という店だ。

このお店を知ったのは2014年だ。しかし来店して知ったわけではない。僕がハンドルネームを決めた2014年頃に、ネット検索で知ったのだ。

お察しの方も多いと思うが、Malzackというハンドルネームは本名の丸山和訓のローマ字をアナグラムにしている。最初はMarzackとしていたが、このお店が検索でヒットしてしまうので、RからLに変更したのだ。Malzackの“mal”は「minimal」の“mal”です。とか嘘をついていた時期もあったが、本当のところはカブらないようにするためである。

個人メディアで発信している人を見ていて、惜しいなぁとたまに思うのが、ハンドルネームだ。名前をつけるときには、ほかの人や店舗とカブらないようにしたほうがいい。せっかく指名検索されたとしても、別の情報がGoogle検索のトップに出てしまうようでは、検索してくれた人を残念な気持ちにさせてしまう。完全オリジナルの名前はエゴサーチもしやすい。

行ったことはないけど、ずいぶん前から知っているお店。しかもハンドルネームにそっくり(僕のほうが後発である)なので、なぜか愛着のあるお店。実際に訪れてみると、店内はオシャレ。お酒も料理もびっくりするくらい美味しく、会話も弾む。

しかし、トイレに行くと今月いっぱいで閉店すると貼紙があった。はじめて行ったアイドルのコンサートで卒業をカミングアウトされると、もしかしたら同じような気持ちになるのかもしれない。なんとも残念だ。検索結果でいままで肩を並べていたであろう戦友が、いなくなるのだ。

しかし、寂しく思ってばかりもいられない。こことは別に、表参道にも『MARZAC』という店があるようなので、今度はそちらに赴くとしよう。

ちなみにこの記事を書いていて、ふと気になって『まなみーご』で検索してみた。他にも競合がいそうな名前だけど、そこはブルーオーシャンだった。覚えやすいのに、競合がいない。遅刻の女王、やっぱり天才かよ。

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