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— セラピスト・丸山和訓のブログ —

ミニマリストだと思われたくない

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久しぶりに白シャツを着た。

サラリーマン時代はワイシャツを着るのがマナーだったので、白いオックスフォードシャツを毎日着ていた。オックスフォードシャツはカジュアルにも着られるので、オンオフ兼用で使える。なるべくコンパクトな持ち物で暮らすモノ・ミニマリストにとってはマストアイテムだ。

所有しているのはジムフレックスのものだ。着丈も僕にぴったりだし、胸ポケットがないシンプルなデザインが気に入っている。

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しかし、最近はめっきり出番が少なくなった。その理由は、自由業になって「シャツを着る義務がなくなったから」だけではない。“いかにもミニマリスト”という感じがなんともくすぐったいからだ。

「俺は、ジョン・レノンに似ていると言われるのだって我慢できないね。」

伊坂幸太郎の小説にこんなセリフがあった。これは僕も大いに共感できる。ミニマリズムとは過度の抽象化を突き詰めることだが、多くの人が抽象化を目指すと個性の境目がなくなってくる。結果として「ミニマリストといえば白シャツ」と、ステレオタイプの量産型のライフスタイルになった。そのうちの1人として世間に見られていると思うと、どうも我慢ならない。

エレファントカシマシのボーカリスト、宮本浩次は白と黒の服しか着ない。上は白、下は黒という決まりはない。だから全身真っ黒ということもある。思えば、ミニマリストで全身真っ黒という人があまり出てこないのも不思議なものだ。ミニマリズムとは装飾を最小限にすることだ。白シャツを着ることではない。

だから最近はグレーのメリノウールのロングTシャツが僕の定番だ。ミニマリストだけど、ステレオタイプのミニマリストには思われたくない。

ジムフレックス オックスフォード

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