Malzack Blog

— セラピスト・丸山和訓のブログ —

印鑑登録にまつわる話

自分の忘れっぽさにウンザリすることがある。

印鑑登録証明書をとるために役所にきた。姉が引っ越すことになったので、連帯保証人になるのだ。

杉並区に引っ越してからもう少しで一年が経つ。でも実印の登録はまだ済ませていなかった。以前の住所の印鑑登録は移転すると自動的に抹消されるらしい。だから、免許証と実印を持っていけば、登録と取得が同時にできる。はずだった。

しかし、窓口にきて気づいたことがある。財布の中に免許証がない。あれ、いつからないんだろう。最初は不思議に思ったが、不思議が徐々に不安になってくる。たぶんどこかに落としたのだ。もしかしたら悪用されているかもしれない。

まずは警察の落し物センターに電話だ。コールが鳴るが一向に電話がつながらない。終いには「あとでもう一回かけてください」的なガイダンスが流れて一方的に切られてしまった。なんてこった。警察から見捨てられた気分になる。

僕の脳みそはフル回転を始めた。普段、車に乗ることはほとんどないから、免許証を使うのは身分を証明するときくらいである。そうだ、確定申告のときだ。最後に使ったのは、免許証をコピーするために入ったコンビニだ。つまり、2週間以上も前のことだ。

余談だがブドウ糖は脳を活性化させる。糖質制限をしている人も免許証をなくしたときくらいは糖分をとって脳を回転させたほうがいい。ケトン体は緊急時には助けてくれない。

コンビニで使ったのは思い出したが、それがイコール解決とはならない。コピー機で僕の免許証を見つけた悪党が、それを使って悪さをしているとも考えられる。

幸いにも財布の中にコピーしたときのレシートが入っていた。そこに印字されている金額は10円だが、そのときの僕にとっては一万円札くらいの価値があった。確定申告の直前で経費への意識が高まっていたのが良かった。普段なら「10円くらい別にいいか」とレシートをもらわなかったかもしれない。

レシートに載っていた番号に電話をして、恥ずかしくも「すいません、免許証忘れたかもしれないんですけど」と伝える。電話口の向こうから「あ!」という感じの反応が伺えて、「これはあるに違いない」と確信する。これで安心だ。どうやら悪用はされていない。念のための名前の確認があって、無事に引き取る運びとなった。

いやはや、印鑑登録の機会があってよかった。これがなかったらさらに当分のあいだ気づいていなかったに違いない。精神的にはボロボロになったが、不幸中の幸いとはこういうことを言うのだろう。警察には見捨てられたが、神は僕を見捨てなかった。

ここまで書いてきて、ふと気づいたことがある。ご存知のとおり僕は実名で活動しているわけで、名前を検索すればこのブログが出てくる。不動産屋の方がたまたまこの記事をみて、「こんな忘れっぽいヤツに連帯保証人が務まるのか」と審査に響く可能性がゼロではない。

もし不動産屋の方が読んでおられましたら、万一のときはちゃんと連帯保証しますので、どうかご安心ください。不安しか残らないかもしれませんが。

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