妊活のアプローチとして、クレニオ・セイクラル・セラピー(頭蓋仙骨療法)を採用するセラピストさんが増えています。
理由は、おもに2つあります。まずは、ホルモンバランスを整えるということ。日常からホルモンバランスの乱れに自覚のある人は、それがブロックになっているとも考えられます。クレニオ・セイクラル・セラピーは、さまざまなボディワークのなかでも内分泌系(ホルモン)の改善に強いので、他の療法よりも素早くアプローチできる可能性があります。
次に、骨盤まわりのリラックスです。骨盤の外側を包む隔膜のもつれを、やさしく解きます。また、仙骨まわりの関節が硬くなっていれば、ていねいに解放します。骨盤の隔膜と仙骨がリラックスすることで、骨盤の内側にスペースが生まれ、窮屈な思いをしていた臓器が正しい働きに近づきます。
いずれも直接的なアプローチではありませんが、芯からリラックスし、からだ全体のつながりを強めてあげることで、妊活に役立つと言えます。女性も、男性も、受けるベネフィットがあります。
もちろん、西洋医学的なアプローチも有効です。食わず嫌いをせずに、さまざまな角度からチャレンジしてみると、良いのではないでしょうか。