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HSPについて考えてみた

最近、よく耳にするようになった、HSPという言葉。どうやら、極度に繊細な人を指すようだ。

こういう言葉でカテゴライズされることで、救われる人がいる。「なぜこんなに生きづらいんだろう」と思っていた人が、「わたしだけじゃないんだ」と安心するからだ。

しかし、その一方で、あきらめてしまう人もいる。「HSPだからしょうがない」と、自分のステータスとして固定しまうのだ。

HSPは、ある程度「体質」という側面もある。だから、HSPであることを受け入れて、その繊細さを活かすことも大事だ。また、その対策として、電磁波を遠ざけたり、人との干渉を避けたりするのは有効である。

でも、それはちょっと防戦一方というか、弱気すぎる手段のように思えてしまう。ボディワークをやっていて常々感じるのは、繊細な人はからだが緊張している。その原因はひとそれぞれだ。過去に頭を打ったことがある人、首の骨がゆがんでいる人、横隔膜が突っ張ってしまっている人、精神的なストレスが過大にかかった人、など。

そして、これらはどれも改善ができる。「HSPである」と認識することは、現時点の自分を確かめることである。だけど、一生抜け出せないステータスではない。ほとんどの場合、DNAの問題ではなく後天的な問題なのだから、改善ができる。

そのための手段は、僕がやっているワーク以外にもたくさんある。アレクサンダーテクニーク、フェイデンクライスメソッド、太極拳、ヨガ、瞑想とか。どれも一朝一夕では変わらないけれど、「根本的な体質を変えたい」と思う人にはチャンスが広がっている。

人によっては骨格矯正も有効だけど、いわゆる「治療院」のようなイメージのところには誰だって行きたくない。「あきらめていた腰痛に!」とデカデカと看板を掲げているところで、HSPの改善ができるなんて誰も思わないだろう。

繊細な人のためのボディワークをもっと広めたい。防戦一方のHSPの人たちが、もっと健やかに暮らせるように。

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