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ストレスを減らしたいのにストレスを浴びに行くミニマリスト

ストレスフルな暮らしを送っていると、「ミニマリストになろう」という発想になりやすい。

モノを減らすことでストレスの総量が減るので楽に生きられる、という理屈である。

しかしながら、これは何度でも言っておくが、モノを捨てる行為は「モノ・ストレス」を解消することしかできない。

ドン・キホーテみたいにたくさんのモノに囲まれたスペースにいると、誰だって落ち着かないのは当然のこと。モノを極端に減らすことで、自宅でのドン・キホーテ的なストレスは解消されるが、それ以外のストレスはそっくりそのまま残るわけだ。

最近のミニマリストが陥りがちなのは、モノを捨てる過程で、また別のストレスを抱えてしまうことである。

それは、ミニマリスト先行者が発信するコンテンツをダラダラと見てしまうストレスだ。特にYouTubeはよくない。お部屋公開、モーニングルーティン、捨ててよかったもの5選、さまざまな興味を引くコンテンツであなたを数時間も画面に縛りつける。

見ている間、ディスプレイの光を浴び続ける。これが神経系を緊張させる。また、映像からの情報がインプットされ、寝ている間、脳はその処理で大忙しになる。

モノ・ストレスを減らす方法を学ぶために、せっせとストレスを浴びに行くという滑稽な状態にハマっているわけだ。それを証拠に、朝起きたときは爽快さのカケラもないはず。

別にYouTubeそのものは悪くない。人生には娯楽が必要だ。でも、モノを捨てるというのは実践することでしか学べない。YouTubeで何時間も学習するものではないし、それ自体を娯楽として楽しむものでない。さっさと捨てて、せめてもっと楽しいコンテンツに時間を割こう。

できればストレスフルな人は、ヨガをやったり、紙の書籍を読んだりと、YouTube以外の趣味を持つほうがよいのは言うまでもない。

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