丸山和訓 × Blog

丸山和訓のブログ

ミニマリストは人間関係がミニマルになって破綻する

僕自身、「ヒト疲れ」をするタイプなので気持ちはよくわかる。

いや、ヒトが嫌いなのではなくて、単に疲れちゃうのだ。どんなに仲の良い友達でも。

だからといって、「人間関係をミニマルに」と交友関係を制限してしまっては、この先の人生はますます先細りになる。そして、最終的にあなたの周りには誰もいなくなって、寂しい最期を迎えることになる。

ミニマリストを志す人の多くは、経済的不安を抱えている。持ち物をコンパクトにして、低コストな暮らしを実現しようとしているのだろう。

しかし、経済的不安があるのならむしろ、人間関係をミニマルにしないほうがいい。自分のできる範囲でいいので、最大化したほうがいい。イヤな飲み会も渋々でいいから参加しよう。

ミニマリスト的なライフスタイルで孤立して生きるためには、結構なお金が必要である。僕みたいに経済力がない人は、気の合う仲間と助け合って生きるしかない。親しい仲間がいれば、仕事を紹介してくれるかもしれないし、困ったときには食材を提供してくれるかもしれない。カフェを開けば友達が席を埋めてくれる。

定年して貯金もたくさんある。そんな人は静かな余生を送るのも一興だが、まだまだ働き盛りの人が人付き合いをミニマルにしていては、いずれ破綻してしまう。

どうしても人付き合いがイヤなのなら、自分ひとりで永続的に稼げるスキルを身につけるか、自給自足をするしかない。その努力をするよりは、すこしずつ交友関係を増やすほうが簡単な気がするのだが。

人間関係のミニマル化は短期的には楽。長期的には酷。

プライバシーポリシー
© 2014 - 2019 丸山和訓