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ミニマリストが「やりたいことをやろう」と扇動することについて

モノを捨ててスッキリしただけのミニマリストが、「やりたいことにフォーカスしよう」なんて言い出すから世の中がおかしくなる。

モノを捨てたらやりたいことが見つかるのではないか。そんな幻想を持ってしまう。たしかに、ごちゃごちゃした空間にいるよりも、スッキリとした空間にいたほうが、正しい思考を持てるのは言うまでもない。

しかし、「モノを捨ててやりたいことが見つかった」なんて人は本当に稀である。インターネットビジネスをやって「楽に稼ごう」と思いつく人は結構いるが。

そもそも、「やりたいこと」を全員がやらなくてはならないのだろうか。多少イヤでも、世の中に貢献しようと「やるべきこと」に力を注いでくれる人がいるから成り立つのではないか。

最近は「多様性」という言葉がよく使われる。「やりたいこと」「やるべきこと」「ダラダラと生きること」どれもあっていい。「ワクワクする人生」があってもいいし、「ゆるゆると暮らす人生」があってもいい。

ミニマリスト界隈ではモノが少ないと崇拝される。しかし、他人のやりたいことを指南できるほどに崇高な人生を歩んでいるわけではない。「モノが少ないとスッキリしますよ」「服を統一すると選ぶ必要がないので楽ですよ」、これ以外に言えることがあるだろうか。

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