丸山和訓のマニアックな話

丸山和訓のブログ

「病院批判」というエゴ


産まれるときは病院。救急のケガをすれば、救急車を呼ぶ。死ぬときだって、病院だ。

散々お世話になっておきながら、それなのに「病院はよくない」なんて批判する。だいぶ勝手な話である。

何を隠そう、これは僕のことだ。僕に限らず、整体師を生業にしている人にも多いのではないだろうか。たしかに、西洋医学ではすべてを治癒できないのは事実であるけれど、それでおこぼれを貰っているのは僕らである。

業界の外にも、病院を批判する人がいる。いわゆる自然信仰の方達だ。「薬はよくない」と毛嫌いし、かといってその人が驚異的なウイルスに感染したときに助けてくれるのは、自然療法の推進派ではなく、病院である。

ヨガの先生が、「ナチュラルはエゴである」と話してくれたとき、思わず小さくなってしまった。「うわー、恥ずかしいことを考えていたなぁ」と。

ビルよりも古民家のほうが優れているわけではないし、オシャレでもなんでもない。薬よりもハーブが優れていることもない。薬の元をたどれば、そのほとんどが自然物から派生しているんだし。

僕たちは原始時代ではなく、いまを生きている。昭和でも平成でもなく、令和を生きている。ホウキもいいけれど、掃除機だって便利。いまの世の中こそが、自然のままに作り出された結果であるのだから、意固地にならずに仲良く生きていこう。

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