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ミニマリストってダサいよね

友達から不意にLINEがくる。「ミニマリストだったんだねー」と。おそらくインターネットで知ったんだろう。こうやって突如としてミニマリストであることがバレることを、僕は「ミニバレ」と呼んでいる。

「部屋に何もないの?冷蔵庫は?炊飯器は?」と興味本位というかなんというか、言葉のうしろに「カッコ笑い」を感じるような質問がくる。正直言って、心地良いものではない。

たぶん、友達がイメージしているのはどこかのテレビで知った極端な例であり、貧乏をこじらせて「僕はこれで幸せです」と遠い目をしているような映像なのだろう。

僕がミニマリストになったのは2010年。2014年くらいからブログを書きはじめ、「ミニマリストはオシャレである」というイメージアップに努めてきた。

ところが、2015年にミニマリスト本が爆発的に売れ、「定義なんてない!誰でもミニマリスト!」という旋風が巻き起こり、丁寧さの欠片もない雑なコンセプトで広まっていった。

その拡大はスピード的には成功だったのかもしれない。しかし、イメージ的には大失敗であろう。

現に僕は、ミニバレすることで嘲笑的な目で見られる。他の人はどうだろうか。会社の人に、自分がミニマリストであると堂々と言えるだろうか。

ミニマリストは世間的にはダサいと思われている。僕はそうしたくなかったが、そうなってしまった。ゆえに、ほとんどの人が、ミニマリスト活動をコソコソとやる。なんだか非合法のドラッグみたいに。

この数年間、僕はミニマリストであることを隠してきた。でも、2020年になって発信を再開したのは、ミニマリストブームのトゲがとれてお茶の間に浸透すると思いきや、余計にこじらせて別のトゲを生んでいるからである。

ミニマリストのイメージを変えることはもうできないが、一部の人が僕の文章を読んで目が覚めたり、「よくぞ言ってくれた!」と気が晴れるのなら、書く意味があるのだろう。

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