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パートナーがモノを減らしてくれない問題を解決する

もしあなたが、パートナーのモノまで減らそうと思っているのなら、それは大間違いである。

冷静に考えてみるとわかるが、「相手の持ち物をどうしたら処分できるのか?」という発想は少し危険である。「捨てれば相手もスッキリするはず!」と思っているかもしれないが、スッキリしたいのは、あなた自身である。「あなたのためを思って言っているのよ」と子供を説得する親と変わらない。

一時期、「ぼくモノトラップ」という言葉がSNSで使われていた。ミニマリストブームを牽引した書籍『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』という本をさりげなく置いておき、相手がミニマリストになるように仕向ける作戦のことだ。

逆の立場で考えて、こんなことをされたら普通はいやだろう。誰だって自分の価値観で生きているのに、こっそり相手が本を仕掛け、言葉を悪く言えば「洗脳」しようとしているのだから。あなたがモノを捨てまくっているのをみて、パートナーがさりげなく通販雑誌ばかり置くようになったら、「なんなの一体?」と思うはずだ。

繰り返しになるが、「モノが少ないほうがいい」というのは個人の主観でしかない。「モノが多いほうが充実する」と思っている人もいて、それはあながち間違ってはいないのだ。

他人のモノは他人のモノ。どんなに親しい人のモノでも、尊重しなければならない。もっと言えば、相手の価値観を尊重しなければならない。

そんな大前提をもとに、どうしたらパートナーがスッキリとした空間に協力してくれるかを考えてみる。

おそらく、あなたが相手を尊重し、自分の決裁権のある範囲でモノのミニマリズムを追及すれば、相手が変わる可能性が出てくる。かならず変わるとは限らないが、少なくとも可能性が出てくる。

しかしそれが、「ほうら、捨てるってこんなに気持ちいいんだよー!」と遠回しにアピールするような感じになれば、相手は間違いなく反発する。「やっぱりモノって最高だよなー」と遠回しにアピールされて、ミニマリストが快く思わないと一緒だ。

何事も相手の立場になって考える。いつもはそれができるのに、モノを捨ててハイになると我を見失ってしまうから、注意が必要だと思う。

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