丸山和訓のマニアックな話

丸山和訓のブログ

「自分が図書館」という感覚


すっかり読書欲が減っている。

読書欲だけでなく、新しい情報への興味を失っている。

最近わかったのは、どんなに本で読んでも、それは自分で体験してみないとわからない。データに基づいた情報だとしても、それは数年後に別のデータで覆るかもしれない。つまり、事実のように振る舞った仮説でしかない。そんな仮説を自分の考えに取り入れてもしょうがない。

自己啓発書、海外で爆売れした本の翻訳書、それらに良いことが書いてあるのかもしれない。けれど、失礼ながらその著者は、そんなに高尚な人なのだろうか。なんだか、修行を積んだお坊さんくらいの言葉でないと響かなくなってきている。

YouTubeもつまんない。身振り手振り大げさに喋る人をみると、その人の心は乱れていて、真実をしゃべっていないことがわかる。

ヨガでいうマーヤ(幻想)の感覚が強まってきたのかもしれない。結局、外側にある情報は全部、まやかしなのだ。

ヨガの先生が、「自分自身が図書館の代わりになります」と教えてくれたのが、いまはほんの少しだけわかる。普通に暮らしているだけで、いろいろな発見がある。

「すべてのものに感謝しましょう!」というノリが恥ずかしいタイプなんだか、ついさっきは目の前にある鮭フレークをみて「ありがたいことだなぁ」と思いはじめている。

その反面、Instagramで「#感謝」みたいな他人の投稿をみても、「自己陶酔だなぁ」という感想しかないのだが。

ヨガで自分の内側を強くしていくと、ものごとを正しく見られるようになるのかもしれない。自分こそが図書館で、すべての体験が書籍になる。外から得た知識はカンニングで、それは、自分の芯から理解した答えではないのだ。

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